「アクアマリン Aquamarine」


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「アクアマリン Aquamarine」

「海の水」をイメージさせる爽やかなブルー
20世紀に入ってから注目を浴びた人気の宝石


〇アクアマリンの歴史
 アクアマリンの語源はラテン語で水を意味する「aqua(アクア)」と、
 海を意味する「marinus(マリヌス)」を組み合わせた
 「海の水」が名前の由来です。
 和名では、藍玉もしくは水宝玉です。
 古代の神話では、海の精の宝物が浜辺に打ち上げられて、
 それがアクアマリンという宝石になったと伝えられています。
 それほどまでに海と繋がりが深いだけに、
 中世ヨーロッパでは、船乗りたちが
 航海の無事を約束してくれるお守りとしてこの石を大事にし
 身に着けていたと言われています。
 宝石としての人気が高まったのは20世紀に入ってからで、
 硬くて割れにくいアクアマリンはデザインを施しやすい特徴があります。


〇アクアマリンの産地
 アクアマリンの中でも最上級とされるのは「サンタマリア」と呼ばれます。
 濃く深みのある美しいブルーが「サンタマリア」の特徴です。
 これは中心的な産出地ブラジルの中でも、
 とくに良質のものを産出することで名高いミナス・ジェライス州の鉱山名が
 「サンタマリア」であることに由来します。
 のちにアフリカのモザンビークでも濃いブルーの素晴らしい品質のものが産出され
 「サンタマリア・アフリカーナ」という名称で市場に出回るようになりました。
 ただ、現在はブラジル、アフリカともに産出量が激減しています。
 近年はマダガスカルやタンザニア、インド、パキスタンなど世界各地の鉱山でも
 良質のアクアマリンが産出されるようになり、
 産地に拘らず、最高級のアクアマリンを「サンタマリア」と総称しています。


〇アクアマリンの石言葉
 「勇敢」「沈着」「聡明」
 3月の誕生石でもあります。




 
 


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